ハーネスラインの位置について
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「ウィンドサーフィンのハーネスラインの位置調整方法」

ハーネスラインの正しいポジションについて

ハーネスラインの役割

ハーネスラインは、あなたの腕の疲労を抑え、体重がスピードに変換してくれます。これにより、セイリングする際にエネルギーを節約できます。フックされている間、セイルパワーを完全に引き出して、体がパワーと方向をコントロールできるようになります。

ハーネスラインの位置

セイルのマスト側の約1/3の位置、つまりセイルのトルクが集中する場所が「風圧の中心」(center of efforts)と呼ばれています。ハーネスラインは、この点を基準に、もしくはそれよりもわずかに後ろに位置しているべきです。セイルが横たわっている状態で、ブームを二本の指だけで持ち上げ、セイルがバランスを取れる位置を見つけることを試みます。指で持ち上げる位置が前すぎると、マストのみが持ち上がります。後ろすぎると、セイルの後方またはブームエンド部分のみが持ち上がります。

ハーネスラインの微調整

ハーネスラインの位置を見つけたら、その位置を覚えておくためにブーム上の位置を測定します。ブームに記載されているマーキングを利用するか、手でカウントすることができます。ハーネスラインは、セイルパワーの中心またはバランスポイントに取り付け、その間隔はおおよそ手の幅にします。手の幅の間隔はセイルの安定に役立ちます。さらなる機動性と感触を得るためには、ラインを近づけます。しかし、手の幅以上に離すと、セイル自由度が失われ、本来効率の良いセイルのポジションの邪魔をしてしまう可能性があります。

ハーネスラインとの相互作用

ハーネスにフックされているとき、腕はリラックス、そして、力を入れれば、セイルはさらに引き込める余裕ができるようにしましょう。ハーネスラインが前過ぎると、セイルが開放され、風を逃がし、安定性を欠きます。パワー不足に感じます。そのような状況では、この場合、ハーネスラインを後方に移動させ、ハーネスにしっかりと体重がのり、セイルが引き込まれ、腕はリラックスします。

腕の位置とハーネスの使用

「腕は真っ直ぐでなければならないか?」それに対する答えは、「必ずしもそうではない」です。上半身、頭、肩とリグ(セイルやマストなどの組み合わせ)との間に距離を作ることは大切ですが、腕で強く押す必要はありません。腕はリラックスし、ハーネスがオーちまチックにの仕事をしてくれるのが望ましいです。腕を伸ばすことを考えるのではなく、腕をリラックスさせ、ハーネスに体重をあずけたところで、セイルが仕事をするようにしましょう。

間違ったハーネスの使用を避ける

望ましくないことは、腕をクレンチ(握りしめ)することです。ひじが起きた状態です。これはセイルを開くのとと同じ効果があります。セイルパワーを得ようとするとき、腕はリラックスした状態であるべきです。

まとめ

ハーネスラインのポジションはセイリングのパフォーマンスに大きな影響を与えます。ラインの位置はセイルの「風圧の中心」を基準に設定し、そして、セイルのパワーの場所のよって微調整を行います。ハーネスラインを適切に使用することで、セイリング中の体の疲労を軽減し、セイルパワーをより効率的にスピードに変換することができます。

詳しくは以下の参照動画をご覧ください: Where should I put the harness lines? – YouTube

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